Tさん
栄養士
福祉施設勤務
2025年入社
就活の軸が見つからなかった私。でも今は確信している「この仕事を選んで良かった」
PROFILE
就活の軸が見つからなかった
就職活動を始めた頃、明確なキャリアイメージが湧いていませんでした。友達の中には早めに進路を決めている人もいて、焦りを感じることもありました。
せっかく栄養士の資格を取るからには、それを活かせる仕事に就きたい。その気持ちだけははっきりしていましたが、具体的に何がやりたいのかは、自分でもよくわかっていなかったんです。3年生から実習が始まって、それが一段落してからようやく本格的に就活をスタートしたので、時間的な焦りも重なっていました。
委託給食会社なら「働きながら見つけられる」
そんな私が委託給食会社に魅力を感じたのは、会社説明会がきっかけです。「病院や介護施設、社員食堂など、様々な現場を選べる」と聞いて、一つの会社の中でこれだけ幅広い経験ができるのかと驚きました。
働く中でやりたいことが変わっても、会社を変えずにキャリアチェンジできる。この柔軟性が、まだ軸の定まっていない自分にはちょうど合っているかもしれないと感じました。実習では特別養護老人ホームを経験していましたが、社員食堂や保育園はまだ未経験。まだ見ぬ現場への興味もありました。
複数の委託給食会社を比べる中でEVERYFOODを選んだのは、実習でEVERYFOODの現場を経験していたことが大きかったです。わずかな期間でしたが、入社後に働く自分の姿がイメージしやすく、それが安心感につながりました。
実習で出会った「なめらか食」という思いやり
少し時間を遡ると、EVERYFOODを知ったのは3年生の臨地実習のことです。特別養護老人ホームでの5日間で初めて目にしたのが「なめらか食」でした。
ミキサーでペースト状にし、もう一度固めなおして提供する食事です。普段の生活ではまず見かけることがなく、その時が初めての出会いでした。
一緒に作らせてもらった時、盛り付けの工夫に思わず感動しました。人参は細長く切って形を残し、ほうれん草はスプーンですくって葉の質感を表現する。「味と見た目ができるだけ本物に近くなるように」という言葉が印象的で、ただ作るだけでなくそこまで考えているのかと驚いたんです。
試食してみると、なめらか食は普通の料理と変わらない味でした。ペースト状にすると薄くなると思い込んでいたのですが、全くそんなことはなかったです。普通の食事が食べづらくなった方にも、今までと同じように食事を楽しんでもらえるよう工夫している。利用者さん一人一人に合わせた食事を提供しているんだと知り、こんな働き方があるんだと心が動きました。
入社1年目、3つの施設で多様な経験
現在は介護老人保健施設、デイサービス・グループホーム複合施設、デイサービスセンターの3つを担当する体制で働いています。最初に聞いた時は、午前と午後で施設が変わることもあると知って正直驚きました。
施設ごとに対応も異なります。介護老人保健施設では食べられないものを確認する程度ですが、複合施設では細かい好き嫌いまで全て把握して対応します。ピーマンがダメ、ツナがダメという一人ひとりの情報を頭に入れて、サラダにピーマンが入っていればその方だけ取り除いて盛り付ける。食札を確認しながら「今日これがダメな人はいないか」と常に意識して進めています。
覚えることが多く最初は大変でしたが、店長や先輩が「どんなことでも、何度でも聞いてね」と声をかけてくれていました。年の近い先輩がサポーターとしてついてくれていて、仕事中もその場で気軽に質問できる距離感でいてくれます。定期的な店長との面談では「何か悩みはある?」と聞いてもらえる場があって、その安心感は思っていた以上に大きかったです。その仕組みがなければ、「今聞いたら迷惑かな」と一人で抱え込んでしまっていたかもしれません。
就活で思い描いていた「いろいろな経験」が、1年目から早くも実現しています。
発注を始めたばかりの頃、前日に注文したことをすっかり忘れて翌日また同じものを発注してしまい、わかめを倍量注文してしまったことがありました。店長に報告すると「乾燥わかめだから日持ちするし大丈夫だよ、次は気をつけようね」と言ってくれて。それ以来、発注したものは必ずメモして届くまで確認できるようにしています。ポケットのメモ帳が今では欠かせない存在です。
利用者からの手紙「この仕事を選んで良かった」
この仕事に就いて一番嬉しかったのは、施設を退所される方から厨房宛に手紙をいただいた時のことです。「毎日おいしいご飯を作ってくださったおかげで楽しく過ごせました。ありがとうございます」と書かれていて、その手紙は今も事務所の壁に貼ってあります。
店長も「こんなことなかなかないよ」と言っていました。普段、顔を合わせることが少ないからこそ、こうして気持ちを届けてくださったことがより温かく感じられて、じんわりと胸に響きました。
配膳車を持って行く時に、いつも「ありがとうございます」と言ってくださる女性の方もいます。何度目かにようやく、毎回自分に向けて言ってくださっていたんだと気づいて。そういう言葉に触れるたびに、自然と嬉しくなります。
自分も食べることがとても好きで、人が「おいしい」と喜んでいる場面を見ると嬉しくなる性分です。だからこそ、手紙をもらってから盛り付けにこれまで以上に気持ちを込めるようになりました。
就活の軸が見つからなかった私ですが、今は確信しています。この仕事を選んで良かったと。
やりがいを感じながら、もっと成長していきたい
今は調味料やおやつゼリー、乳製品の発注を担当していて、次は野菜や肉などメイン食材の発注にも挑戦していきたいと思っています。朝昼晩の全食材を一人でこなす先輩の姿を目標に、少しずつ仕事の幅を広げていきたいです。
献立作成にもいつか挑戦してみたいと思っていて、先輩が進めているところを横で見ながら学んでいます。
これから自分も後輩を迎える立場になっていきます。店長や先輩がしてくれたように、「何でも聞いてもらっていいよ」という雰囲気で一緒に成長できる先輩になりたい。働きながら、自分のやりがいをもっと見つけていきたいと思っています。
私たちEVERYFOODと共に
「おいしい」を届けませんか。
私たちと一緒に
「おいしい」にこだわり、
みんなの毎日に笑顔をめぐらせましょう。