PROFILE

休日は友達とランチを楽しんだり、平日休みを活かして京都や神戸へ旅行に出かけるFさん。ディズニーや音楽ライブが大好きで、プライベートでは水上アスレチックと陶芸にも挑戦したいと語ります。2025年にEVERYFOODに新卒入社し、現在1年目で福祉施設の栄養士として働いています。「ミスをしながらも先輩に支えられて成長できました」と笑顔で話す彼女の1年間を伺いました。

インターンシップで感じた「年上のパートナーさんとのコミュニケーション」の不安

インターンシップで現場を経験した際、ベテランのパートナーさんたちの中には、私がまだ学生で慣れていないこともあり、接する時に少し緊張してしまう人もいました。それを学校に戻って先生に相談したところ、こう言われました。「そういう人たちに指示を出すのが栄養士の仕事だよ」と。
私は人に指示を出すことが得意ではありませんでした。年上の皆さんに「こうしてください」と伝えること自体に苦手意識があったので、栄養士という仕事がきちんと務まるのか自信が持てませんでした。
友達に相談しても、みんな同じように不安を感じていました。先生は私の性格を理解した上で「あなたなら大丈夫、乗り越えていけると思う」と励ましてくれましたが、不安は簡単には消えませんでした。
入社が決まった時は前向きな気持ちでいっぱいでしたが、インターンシップでの記憶が頭をよぎり、少し緊張しながらの勤務スタートとなりました。

サポーター制度との出会い「一人きりじゃない安心感」

入社の決め手になったのは、研修制度とサポーター制度の充実でした。特にサポーター制度は、マンツーマンで先輩が指導してくれる仕組みで、つまずいたことや気になることを相談する時間を意図的に作って寄り添ってくれる制度です。
大学の先生から「配属先によっては先輩栄養士がいない可能性もある」と聞いていたので、一人で全てを判断しなければならない状況への不安がありました。でもサポーター制度があることを知り、ここなら栄養士としての仕事を学びながら成長できると思いました。
実際に業務指導を行ってくれたサポーターは、3つ年上の先輩で、しかも誕生日が1日違い。初めて会った時に「誕生日1日違いだね」という話題で盛り上がり、そこから一気に距離が縮まりました。
勤務中は調理業務を一緒に進めたり、事務作業を隣のデスクで行うので、常に近くで業務を進めます。困ったことがあればすぐに相談できる距離感で、本当に心強い存在です。もしサポーター制度がなかったら、分からないことを曖昧なままにしてしまい、成長スピードも遅くなっていたと思います。頼れる人がすぐそばにいるという安心感が、私には何より大きかったです。

迷った時に思い出す先輩の言葉

この事業所の栄養士は私と先輩の2人体制。先輩が休みの日は、自分ひとりで判断しなければならない場面も出てきます。
そんな時、先輩から教わった「もし迷った時は、結果が良くなる方を選ぼう」という言葉をいつも思い出します。
例えば、果物が禁止食の利用者さんに、お肉に使うフルーツソースは提供していいのだろうかと悩むことがあります。そういう時、「もしかしたら大丈夫かもしれない」という曖昧な判断で出してしまうよりも、「これは避けた方がいいかもしれない」と思ったら出さない。たとえ別のソースを作る工程が増えても、確実に安全な選択をする方が良いと教わりました。
私は優柔不断で、どうしようと迷ってしまうことが多かったのですが、この言葉を聞いてから判断基準が一つできて、以前よりも素早く決められるようになりました。先輩のこの教えは、今でも心に残っています。

初めての指示出しともやし7キロを廃棄にした失敗

入社前から一番不安だったのは、年上のパートナーさんへの指示出しでした。入社してすぐ、5月には一人で指示を出さなければならない状況に。とても緊張しました。
作業が終わってから「こうして欲しかった」と訂正するよりは、事前に伝えるべきだと思い、意を決して早めに伝えるようにしました。盛り付けの指示などは必ず作業前に伝える。それだけは徹底しようと心に決めて。
赴任したばかりの私に「今までのやり方はこうだったよ」など反論される覚悟で伝えたのですが、パートナーさんは「分かりました」と意外にも素直に受け入れてくださいました。それで少し安心できました。
私の職場は、本当にパートナーさんたちが優しい人ばかりです。「ずっとこうやってきたからこうなんだ」という固定観念も特になく、むしろ1年目の私に「Fさん、これってこうでいいのかな?」と確認してくださいます。だから指示も出しやすく、コミュニケーションも取りやすい環境です。
忘れられない失敗もあります。もやしの納品が来た日、翌日使う予定だったもやしを冷蔵庫に入れずに常温のまま放置してしまい、7キロ全てを廃棄してしまったのです。翌日出勤した時にそのことに気づき、どうしようと焦りました。
でも、先に出勤していた調理師さんが先輩と連絡を取り合い、先輩が出勤前に買い出しに行ってくださっていました。私が自分の過ちに気づいた時には、すでに対策をしてくださっていたのです。
自分で対応する間もなく助けられて、先輩に仕事を増やしてしまったことが本当に申し訳なくて。先輩は「忘れちゃうこともあるよね」とさらりと言ってくださいましたが、それ以来、納品物の確認は以前よりもずっと丁寧にするようになりました。

「仕事が早くなったね」成長を実感できた瞬間

入社して数ヶ月経った頃、パートナーさんから「仕事が早くなったね」と声をかけていただきました。自分ではまだバタバタしているつもりだったので、とても驚きました。その言葉で初めて「成長できているんだ」と実感できました。
発注業務も7月頃から任されるようになりました。肉や魚など、その日の調理に欠かせない食材を発注するのは、最初はとても緊張しました。使用日に間に合わない納品をしてしまい、施設側の栄養士さんに「この日とこの日を入れ替えてほしい」とお願いして謝りに行ったこともあります。
でも今は、無駄なく発注できた時に大きな達成感を感じます。こういう小さな成功体験が、私の中では一番のやりがいになっています。
休日は午前中ゆっくり身支度をして、午後から友達とランチを楽しむことが多いです。平日休みがあるので、最近では京都に泊まりで旅行に行ったり、神戸にも足を延ばしたりと、土日に混雑する観光地もゆったり満喫できるのが魅力です。平日に5日連続勤務するよりも3日働いて1日休む方が自分に合っているようで、仕事へのモチベーションが保てます。
プライベートの目標は、水上アスレチックと陶芸に挑戦すること。アスレチックは体を動かしてリフレッシュしたくて、陶芸はパートナーさんが「高山に良いところがあるよ」と教えてくださって興味を持ちました。

これからも挑戦を続けたい

今の目標は、献立作成ができるようになることです。先輩がパソコンで細かく栄養価計算をしているのを見ていると難しそうですが、先輩の業務を少しでも分担できるようになりたいと思っています。
将来的には、福祉施設以外にも病院や保育園で働いてみたいです。元々、福祉施設か保育園で働きたいという希望を会社に伝えていて、今はここでしっかり学び、それから他の事業領域にもチャレンジしたいです。今の福祉施設とは全く異なる業務内容になるかもしれませんが、そういった部分もしっかり経験を積みたいと思っています。
ミスをすることもありますが、前向きな気持ちで仕事に取り組んでいます。素直に学ぶ姿勢を忘れずにいれば、きっと成長できると思います。
サポーター制度があり、相談できる先輩がいて、温かいパートナーさんたちがいる。そういう環境があるから、不安だった私でもここまで頑張ってこられました。栄養士という仕事に不安を感じている人もいるかもしれませんが、一緒に成長していきましょう。